AI崩壊
AI崩壊 入江悠監督
大沢たかお 賀来賢人 広瀬アリス 岩田剛典 髙嶋政宏 芦名星 玉城ティナ 中野剛 余貴美子 酒向芳 田牧そら 松嶋菜々子 三浦友和 野間口徹 マギー 黒田大輔 毎熊克哉
2030年。人々の生活を支える医療AI「のぞみ」の開発者である桐生浩介は、その功績が認められ娘と共に久々に日本に帰国する。英雄のような扱いを受ける桐生だったが、突如「のぞみ」が暴走を開始ーー人間の生きる価値を合理的に選別し、殺戮を始める。警視庁の天才捜査官・桜庭はAIを暴走させたテロリストを開発者である桐生と断定。日本中に張り巡らせたAI監視網で、逃亡者・桐生を追い詰める。桐生が開発したAIを管理していたのは、桐生の亡き妻でありAI共同開発者の望の弟、西村。事件の鍵を握る西村も奔走する一方で、所轄のベテラン刑事・合田と捜査一課の新米刑事・奥瀬は足を使った捜査で桐生に迫る。日本中がパニックに陥る中、桐生の決死の逃亡の果てに待っているものとは?一体、なぜAIは暴走したのか?止まらないAI会社の崩壊は、衝撃の結末へーー。
クッキー解説 ☆☆☆☆☆☆★★★★ (クッキーは洋画に並ぶ真面目さを感じました)
ちょっと調べてみるとAI崩壊に対する賛否両論が見られるようですね。AIインフレとかちょっと現実的ではないと思います。他にも景気回復のためには考えなきゃいけないことが多いような。ですので賢いAI「のぞみ」のために環境をお膳立てした映画とも見て取れるかもしれませんね。そしてAIに詳しい方は自分たちを平和な未来に導いていただいて、AI知識が乏しい方々にクッキーからちょっとしたAI豆知識を。「イラストで読むAI入門(森川幸人)」参照。AIは既に家電製品に使われています。クッキーの抱くロボットの格好で知識の凄さを見せつけてくるというイメージではありません(現時点)。AIの始まりから現在に至るまでAIは人間の知能を超えることはないというのが通例です。それから本当にざっくり表現するなら、AIには学習スタイル(検索スタイル)が2通りあります。これは物事の判断基準を線引きすることです。では『AI崩壊』ではどうなるか。AI「のぞみ」が人の存在価値を判断し、生かす人間と死んでもらう人間とに分けるのです。さすが未来。ファンタジーですね。そしてストーリーには実は警察側にもAIシステムが登場するのです。これはハートフルAIのぞみと警察AIの高次元対決かと思えば、そんな展開はありませんでした×。ではハートフルAIのぞみの線引きが「愛」に到りAIが愛を語り皆を・家族をパニックから救う、成長を遂げるかと思えば、この展開もありませんでした×。AI開発の苦労など分からない自分たちには泣き所や笑いどころが分からないですね。日本がパニックに陥る。刑事が犯人を追い詰める様が好きな方や。日本の電化製品の未来が面白く感じる。ストレートにAIに興味のある方。おすすめです。
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