クッキーシアター

クッキーことKUSAKIです。映画情報をお届けします。流行りに鈍いですが頑張ってアップしていこうと思います。お気に入りの映画と出会えると良いですね。

羊と鋼の森

羊と鋼の森          橋本光二郎監督

山崎賢人 鈴木亮平 上白石萌音 上白石萌歌 堀内敬子 仲里依紗 城田優 森永悠希 佐野勇斗 光石 研 吉行和子 三浦友和

将来の夢を持っていなかった主人公・外村(山﨑賢人)は、 高校でピアノ調律師・板鳥(三浦友和)に出会う。彼が調律したその音に、 生まれ故郷と同じ森の匂いを感じた外村は、 調律の世界に魅せられ、果てしなく深く遠い森のような その世界に、足を踏み入れる。

ときに迷いながらも、先輩調律師・柳(鈴木亮平)や ピアノに関わる多くの人に支えられ、磨かれて、 外村は調律師として、人として、逞しく成長していく。そして、ピアニストの姉妹・ 和音(上白石萌音)由仁(上白石萌歌)との出会いが、【才能】に悩む外村の人生を変えることにー。(ストーリー。映画「羊と鋼の森」公式サイトより)

クッキー解説  ☆☆☆☆☆☆☆★★★

2016年本屋大賞1位の羊と鋼の森・小説の映画化です。2016年調べでは50万冊以上売れているようです。今ならもっと売れているでしょう。山﨑賢人演じる(外村直樹)は、調律師の三浦友和演じる(板鳥宗一郎)に出会います。調律師はピアノの調律する人のことです。外村は板鳥のピアノの音が「森」の音に聞こえ調律の世界に興味を持ちました。外村は学校を出た後調律師になります。まだ見習い扱いですが、少しづつ一人で依頼を受けるようになります。専門知識や経験者にしか分からないような世界を小説家・宮下奈都は言葉にしています。専門知識に萌えたり、リアル志向の本がお好きでしたら、この原作は凄いと思います。(個人的意見ですが、小説で曖昧でも映画ではこだわる話がたまにあると思います)この原作はそこが違うのです。しかし、小説では丁寧に世界感やストーリーを描いているのに、実写映画では割愛している部分があるようです。鈴木亮平演じる(柳伸二)は良き先輩で外村の面倒を見ています。的外れのような例え話でも外村に調律がうまくなって欲しいとうかがえます。上白石萌音演じる(佐倉和音)上白石萌歌演じる(佐倉由仁)はピアノの練習に明け暮れる女子高生。二人の音色は異なりますがピアノって色んな音出せるんだなと感心しました。光石研演じる(秋野匡史)は口は悪いし独特の威圧感があるのですが、小説ではこだわりに意味があるのではと、尊敬出来そうだと思ってきます。もっとエピソードがあるのです。涙を流して大泣きという映画ではないかと思います。知らない仕事の視野を広げるためや、小説で本屋大賞になったわけが知りたい方、お試しあれ。調律師は黒子のような職種なのかもしれません。おすすめです。


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