クッキーシアター

クッキーことKUSAKIです。映画情報をお届けします。流行りに鈍いですが頑張ってアップしていこうと思います。お気に入りの映画と出会えると良いですね。

そして、バトンは渡された

そして、バトンは渡された            前田哲監督             

永野芽郁 田中圭 岡田健史 稲垣来泉 朝比奈彩 安藤裕子 戸田菜穂 木野花 石原さとみ 大森南朋 市村正親 荻原みのり

血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親、森宮さん2人暮らし、今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと、友達のこと、うまくいかないことばかり・・・。一方、梨花は、何度も夫を変えながら自由奔放に生きている魔性の女。泣き虫な娘のみぃたんに目いっぱい愛情を注いで暮らしているようだったが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまった。そして、優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、まったく別々の物語が引き寄せられるように交差していく。「優子ちゃん。実はさ・・・。」森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。父が隠していたこととは?梨花はなぜ消えたのか?親たちがついた〈命をかけた嘘〉〈知ってはいけない秘密〉とは一体何なのか。2つの家族がつながり、やがて紐解かれる(命をかけた嘘と秘密)。物語がクライマックスを迎え、タイトルの本当の意味を知ったとき、極上の驚きと最大の感動がとめどなく押し寄せるーー。

クッキー解説  ☆☆☆☆☆☆☆★★★ (魔性の女性の中にも愛情を感じました。)

子役・稲垣来泉演じる(みぃたん・優子)は父親の大森南朋演じる(水戸秀平)の実の娘。水戸には夢があった。石原さとみ演じる(梨花)は「みぃたんの母親になってあげる」と水戸秀平と結婚。しかし問題が起こり二人は離婚することに。みぃたんは友達と離れられないという理由からブラジルに行くと言う父親にはついて行かないと決意した。義母・梨花とみぃたんは二人暮らしを始める。みぃたんはある日ピアノを習いたいと思いたち、梨花は市村正親演じる(泉ヶ原茂雄)と結婚。泉ヶ原はピアノを家にあったピアノをみぃたんに与える。しかし、梨花は「ここにいると息が詰まる」と言う理由から離婚する。3人目に選んだのは東大出身の男。梨花は魔性の女で好き勝手やっているようでみぃたん・娘への愛情がとても深い。とても悪い人間には思えない。なぜそこまで結婚と離婚を繰り返すのか。永野芽郁演じる(森宮優子)は笑顔を絶やさない料理人志望。しかし、卒業式での合唱のピアノを弾く役に選ばれた。そこで出会ったのが岡田健史演じる(早瀬賢人)。早瀬は親からの束縛から逃げたいと思っていた。森宮優子は早瀬に思いを寄せる。優子の義理の父親は田中圭演じる(森宮壮介)。優子は父親を「森宮さん」と呼ぶ。義父・壮介は父親らしさを優子に演説するがなかなか苦難しているようだ。何だか友達のようで楽しそうにも見える。ちょっと有りな父親の在り方かも。なんて。梨花は今何をしているのか。梨花はなぜ結婚と離婚を繰り返したのか。みぃたんと優子の関係とは。優子の恋は実るのか。全ての謎がクライマックスへと行くに連れて繋がっていく。そしてバトンは渡される。離婚にコンプレックスのある方。母親の死が受け入れられない方。どんな理由でも魔性の女が理解出来ない方などおすすめ出来ないかもです。ファイクション的繋がりが強い物語ですが、泣きたい方。魔性の女の愛に触れたい方。大人の強さ、ゆとりなど感じられる物語だと思いました。おすすめです。


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