今夜ロマンス劇場で
今夜ロマンス劇場で 武内英樹監督
綾瀬はるか 坂口健太郎 本田 翼 北村一輝 中尾明慶 石橋杏奈 西岡徳馬 柄本 明 加藤 剛
Story - 物語 -
映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)が密かに想いを寄せるのは、通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)。今は誰も見なくなったその映画を、毎日のようにくり返し見ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。美雪が健司の目の前に突然現れたのだ。その日から2人の不思議な同居生活が始まった。
モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で、2人は次第に惹かれ合っていく。
しかし、美雪にはある秘密があった。現実の世界に来るための代償で「クッキーシアターモザイク」そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子(本田翼)が健司に想いを寄せていることを知る。
好きだから触れたい、でも触れられない……。
この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのかーー
クッキー解説 ☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (自分は感動しましたが感動適齢期がありそう)
名前から予想してロマンティクでワクワクするものと考えていましたが、大正解。楽しい映画です。しかしメインテーマは「楽しい演出」というより「恋愛」と言えるでしょう。映画館に通う監督志望の坂口健太郎演じる(健司)は同期の中尾明慶演じる(山中伸太郎)は普段映画会社の撮影現場で働いている。そこの社長令嬢が本田翼演じる(成瀬塔子)です。山中伸太郎は成瀬塔子を好きだとアピールしてはいますが、住む世界が違うかのような割り切りの良いキャラクターです。そこにシロクロ映画から飛び出してきた女優(お姫様?)綾瀬はるか演じる(美雪)が現れます。美雪は罵倒するし叩くし、じゃじゃ馬です。成瀬塔子は牧野健司を好きで、健司を大切にしています。美雪は魅力的ですが健司との同居生活はうまくいかず、考え方の違いからか冷戦状態になってしまいます。
これら全てが加藤剛演じる(病室の老人)の書いた台本だというのです。病室の老人には美しい娘(?)がいます。果たしてこの映画の結末は……。
恋愛好き。泣きたい気分の方。映画にロマンがありもえもえの方。長く恋愛することの意味を考えている方などにおすすめです。分かりにくい恋愛が苦手、ぐだぐだとスッキリしない雰囲気が苦手な方などには嫌煙されるかもしれません。
0コメント